日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
コミュニティ福祉学部/College of Community and Human ServicesCollege of Community and Human Services |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
IB368/IB368IB368 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
刑事司法ソーシャルワーク入門 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
木3/Thu.3 Thu.3 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CMB3200 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
2023年度以降入学者対象 |
There are three goals of this class.
First, to understand the recent trends in Forensic Socialwork and the mechanisms of various systems.
Secondly, as a social worker, to fully understand the concept of who and for what welfare support is provided to those released from prison.
Finally, students will acquire the basics to be able to provide support for released persons in collaboration with multiple organizations and multiple professions in the clinical welfare field.
The following topics will be covered in this class.
How are criminals sentenced and how do they return to their communities? What problems do so-called "released persons" face? We will deepen our understanding of the welfare support that may be necessary for them to return to their communities, as well as the people and institutions responsible for that support.
1 | 出所者になぜ福祉的支援が必要なのか?:オリエンテーション |
2 | 〈犯罪者〉はどのように裁かれるのか?:刑事司法システムの概要 |
3 | 刑務所では何がおこなわれているのか?:成人矯正処遇の概要 |
4 | 刑務所に入所することがなぜ刑罰になりうるのか?:成人矯正処遇の国際比較 |
5 | 〈非行少年〉はどのように裁かれるのか?:少年司法システムの概要 |
6 | 少年院では何がおこなわれているのか?:少年矯正処遇の概要 |
7 | 社会のなかで出所者はどのように「処遇」されているのか?:更生保護制度・医療観察制度の概要 |
8 | 保護観察・精神保健観察の現場を具体的にイメージする:保護観察官・社会復帰調整官のしごと |
9 | 刑務所に入所し出所するということを具体的にイメージする:犯罪行為の背景 |
10 | 社会のなかで出所者はどのように「支援」されているのか?:出所者支援の概要 |
11 | ヴァルネラビリティを負った出所者をいかに「支援」すればいいのか?:刑事司法ソーシャルワークの方法 |
12 | 受刑経験者を「支援」するということを具体的にイメージする:刑事司法ソーシャルワーカーのしごと |
13 | 出所者支援におけるソーシャルワーク実践を疑似体験してみる:事例演習 |
14 | 被害者にはどのような支援がされているのか?:犯罪被害者支援の概要 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
---|
授業は,講義形式でおこなうが,受講生の考え方を聴いたり,グループワークをとりいれるなど,できるだけ退屈にならないように参加型の授業を心がける。 |
テレビや新聞、インターネット等のニュースに着目して、犯罪と刑罰、そして出所者の地域移行に必要なことは何か、ということについて意識的に考えてみるようにすること。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 70 | |
平常点 (In-class Points) | 30 |
コミュニケーションペーパー(30%) |
備考 (Notes) | ||
授業毎に,レジュメを配布する。また毎回,質問や感想を記したコミュニケーションペーパーの提出をCanvas LMS上に求める(15 分前後の 記入時間を設ける)。ここで出された質問等については,次回の授業の冒頭で解説をくわえる。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 掛川直之著 | 『犯罪からの社会復帰を問いなおす』 | 旬報社 | 2020 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 掛川直之編著 | 『不安解消!出所者支援』 | 旬報社 | 2018 | |
2 | 掛川直之・飯田智子編著 | 『出所者支援ハンドブック』 | 旬報社 | 2022 | |
3 | 浜井浩一著 | 『エビデンスから考える現代の「罪と罰」』 | 現代人文社 | 2021 | |
4 | 相谷登・今福章二・椿百合子編著 | 『刑事司法と福祉』 | ミネルヴァ書房 | 2023 |
司法福祉に関する近年の動向や諸制度のしくみを把握するとともに,ソーシャルワーカーとして,出所者に対する福祉的支援が,誰の,何のためにおこなわれているものなのか,という考え方を十二分に理解し,福祉臨床の現場で,実際に多機関多職種との連携のうえ出所者支援にあたることができるようになるための基礎を修得する。
There are three goals of this class.
First, to understand the recent trends in Forensic Socialwork and the mechanisms of various systems.
Secondly, as a social worker, to fully understand the concept of who and for what welfare support is provided to those released from prison.
Finally, students will acquire the basics to be able to provide support for released persons in collaboration with multiple organizations and multiple professions in the clinical welfare field.
罪を犯した人びとに対してどのように刑が執行され,その後,どのように地域に戻ってくるのか。また,出所者と呼ばれる人びとが,どのような問題を抱えているのか。かれらが地域に戻るために必要と思われる福祉的な支援と,その担い手や機関についての理解を深める。
The following topics will be covered in this class.
How are criminals sentenced and how do they return to their communities? What problems do so-called "released persons" face? We will deepen our understanding of the welfare support that may be necessary for them to return to their communities, as well as the people and institutions responsible for that support.
1 | 出所者になぜ福祉的支援が必要なのか?:オリエンテーション |
2 | 〈犯罪者〉はどのように裁かれるのか?:刑事司法システムの概要 |
3 | 刑務所では何がおこなわれているのか?:成人矯正処遇の概要 |
4 | 刑務所に入所することがなぜ刑罰になりうるのか?:成人矯正処遇の国際比較 |
5 | 〈非行少年〉はどのように裁かれるのか?:少年司法システムの概要 |
6 | 少年院では何がおこなわれているのか?:少年矯正処遇の概要 |
7 | 社会のなかで出所者はどのように「処遇」されているのか?:更生保護制度・医療観察制度の概要 |
8 | 保護観察・精神保健観察の現場を具体的にイメージする:保護観察官・社会復帰調整官のしごと |
9 | 刑務所に入所し出所するということを具体的にイメージする:犯罪行為の背景 |
10 | 社会のなかで出所者はどのように「支援」されているのか?:出所者支援の概要 |
11 | ヴァルネラビリティを負った出所者をいかに「支援」すればいいのか?:刑事司法ソーシャルワークの方法 |
12 | 受刑経験者を「支援」するということを具体的にイメージする:刑事司法ソーシャルワーカーのしごと |
13 | 出所者支援におけるソーシャルワーク実践を疑似体験してみる:事例演習 |
14 | 被害者にはどのような支援がされているのか?:犯罪被害者支援の概要 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
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授業は,講義形式でおこなうが,受講生の考え方を聴いたり,グループワークをとりいれるなど,できるだけ退屈にならないように参加型の授業を心がける。 |
テレビや新聞、インターネット等のニュースに着目して、犯罪と刑罰、そして出所者の地域移行に必要なことは何か、ということについて意識的に考えてみるようにすること。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
筆記試験 (Written Exam) | 70 | |
平常点 (In-class Points) | 30 |
コミュニケーションペーパー(30%) |
備考 (Notes) | ||
授業毎に,レジュメを配布する。また毎回,質問や感想を記したコミュニケーションペーパーの提出をCanvas LMS上に求める(15 分前後の 記入時間を設ける)。ここで出された質問等については,次回の授業の冒頭で解説をくわえる。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 掛川直之著 | 『犯罪からの社会復帰を問いなおす』 | 旬報社 | 2020 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 掛川直之編著 | 『不安解消!出所者支援』 | 旬報社 | 2018 | |
2 | 掛川直之・飯田智子編著 | 『出所者支援ハンドブック』 | 旬報社 | 2022 | |
3 | 浜井浩一著 | 『エビデンスから考える現代の「罪と罰」』 | 現代人文社 | 2021 | |
4 | 相谷登・今福章二・椿百合子編著 | 『刑事司法と福祉』 | ミネルヴァ書房 | 2023 |