日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College College of Community and Human Services
Course Code IB625
Theme・Subtitle
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items) 対面
Campus Seminar
Campus Niiza
Semester Fall semester
DayPeriod・Room Mon.3 , Mon.4
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Credits 3
Course Number CMB2320
Language Japanese
Class Registration Method "Other" Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation ×(履修中止不可/ Not eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes 2021年度~2022年度入学者対象

【Course Objectives】

Students acquire the perspectives and values of social work, knowledge, and skills necessary for practice based on the expertise of mental health workers in a practical manner, and acquire the basic abilities to engage in practical training.

【Course Contents】

This course is designated as a subject for the national examination for mental health social workers, and is a required course for students who wish to obtain the national certification as a mental health social worker or take the "Mental Health Social Worker Practicum. In this course, students learn about the perspectives, attitudes, and knowledge required of social workers who work with people with mental illness, mental disorders, and mental health issues, as well as how to interact with clients, families, related organizations, and the community. Students will take up various cases and discuss the development process of social work and the thoughts, judgments, and actions of mental health workers. Role-plays will be conducted to simulate assistance situations, and students will be guided to understand their own strengths and challenges through practical skills instruction.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 オリエンテーション 精神保健福祉士の固有性、権利擁護、差別と偏見、社会的課題
2 自己理解と他者理解、他者の話を聴く・話す体験を通して考える、ロールプレイ、振り返り
3 ソーシャルワークの原則(1) クライエントを個人として捉える、感情表現を大切にする
4 ソーシャルワークの原則(1)に基づくディスカッション、ロールプレイ、振り返り
5 ソーシャルワークの原則(2) 自己の感情を自覚して吟味する 受けとめる
6 ソーシャルワークの原則(2)に基づくディスカッション、ロールプレイ、振り返り
7 ソーシャルワークの課題(1) 当事者、家族の声を聴く
8 当事者、家族の声を聴き、ソーシャルワークの課題を討議する
9 ソーシャルワークの課題(2) 地域社会の偏見と差別
10 地域社会での偏見、差別におけるソーシャルワークの課題を討議する
11 ソーシャルワークの課題(3) 地域社会で自殺を予防する
12 地域社会での自殺予防のためのソーシャルワーカーの介入についてのワーク、ロールプレイ、振り返り
13 ソーシャルワークの展開過程(1) クライエントと出会う 援助関係の形成
14 展開過程(1)ー他者に援助的に関わる、面接のロールプレイ、振り返り
15 ソーシャルワークの展開過程(2) クライエントを理解する 観察と理解
16 展開過程(2)ークライエント理解の体験、ワーク、面接のロールプレイ、振り返り
17 ソーシャルワークの展開過程(3) クライエントの困難の背景を理解する 情報収集と分析
18 展開過程(3)ークライエントの背景を理解する方法、討議とワーク、エコマップ、ジェノグラム
19 ソーシャルワークの展開過程(4) クライエントと目標を立て、取り組みを明確にする 
20 展開過程(4) 計画立案と介入、クライエントとのパートナーシップ、討議とワーク
21 ソーシャルワークの展開過程(5) クライエントと振り返る モンタリング、評価と終結、アフターケア
22 展開過程(5)モニタリング、評価と終結、アフターケア、討議とワーク、面接のロールプレイ
23 事例検討(1)行政、保健所、医療機関、孤立した状況への危機介入と支援、非自発的入院
24 事例検討(1)を通して学ぶ危機介入における精神保健福祉士の役割
25 事例検討(2)(相談支援、障害福祉サービス事業所、医療機関、連携、地域移行、ピアサポート
26 事例検討(2)を通して学ぶ医療機関等との連携、多職種の支援、チームアプローチ
27 地域社会への働きかけと多様な機関における精神保健福祉士の役割を現場の実践者から学ぶ
28 地域社会への働きかけ、全体まとめ

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

補足事項 (Supplementary Items)
個人で調べる学習や発表、ロールプレイ、ディスカッションなどが多用される。

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

・精神保健福祉士に関する他科目との関連性を考えること
・テキストの該当ページを授業内で指示するので読み、分担発表する際には指示に従いまとめること
・メディア等による精神保健福祉やメンタルヘルス関連の報道を共生、人権擁護の観点で分析すること
・実習に必要なソーシャルワークに関する知識や技術に関する学習をしておくこと。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 授業への参加度(70%)
授業内課題(30%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 『精神保健福祉士養成講座7 ソーシャルワーク演習【精神専門】』 中央法規 2021 9784805882580 3036
2 F.P.バイステック著 尾崎新田、福田俊子、原田和幸 訳 『ケースワークの原則 援助関係を形成する技法 新訳改訂版』 誠信書房 2006 4414604044
その他 (Others)
テキストについては初回に改めて指示する。テキスト以外の資料も教員が適宜配布する。

【参考文献 / Readings】

その他 (Others)
参考文献は授業内で随時、指示する。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

授業では学生への質問も活発に行う予定なので、積極的、主体的な受講態度と取り組みが期待される。
板書または視聴覚教材を毎回使用する。
テキストを使用した学習も取り入れる。事前に分担箇所を読み、レジュメに基づき授業で意見を発表する。
講師の説明を踏まえてロールプレイやディスカッションを行うため、積極的に参加することが望まれる。
講義の最後に原則としてリアクションペーパーを書き、振り返りを行い提出する。

【注意事項 / Notice】