日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
コミュニティ福祉学部/College of Community and Human ServicesCollege of Community and Human Services |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
IC330/IC330IC330 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
コミュニティ開発による民主主義の再構築 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
学期/ SemesterSemester |
春学期1/Spring Semester1Spring Semester1 |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
月4/Mon.4 Mon.4 , 月5/Mon.5, Mon.5 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CMC2200 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
〇(履修中止可/ Eligible for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
2023年度以降入学者対象 |
In modern society, poverty and social exclusion are widespread, and civic participation that underpins democracy is declining. Under these circumstances, there is a need to rebuild communities based on people's trust and solidarity, and to revive autonomy and democracy based on communities. In community development theory, based on the awareness of the above issues, students will learn about various ways of community development through the specific practices of civil society organizations such as NPOs.
Community development means the process of creating communities and solving various social problems by citizens' participation and cooperation. Community development includes various dimensions. We will understand many aspects of community development while focusing on British community development theory, especially community organizing.
1 | イントロダクション―今日における日本の民主主義が抱えている課題は何か |
2 | コミュニティ開発が必要となる前提―日本社会における社会的排除と個人化の実態 |
3 | コミュニティ開発とは何か―その全体的枠組みとしてのコミュニティ・エンパワメント |
4 | ミクロなコミュニティ開発としての「居場所」とは何か―若者支援NPOにおける居場所におけるケアとエンパワメント |
5 | 人が主体的に生きていくための学びの場とは?―若者支援NPOにおける学びのあり方 |
6 | 実践コミュニティの組織化・法人化としてのNPO―NPOはどのようにして形成されるのか |
7 | NPOと政府(行政)の協働とはどのようなことか―理念的協働とアウトソーシングとしての現実のジレンマ |
8 | 地域でつながりを作るインフラストラクチャー―NPOの中間支援組織の事例から |
9 | 政治的エンパワメントとしての社会運動(ソーシャル・アクション)とは何か―日本における社会運動 |
10 | 連帯を紡ぎ出すコミュニティ・オーガナイジング(1)パワーとは何か―英国Citizens UKによるCOの事例から |
11 | 連帯を紡ぎ出すコミュニティ・オーガナイジング(2)自己利益と課題化―英国Citizens UKによるCOの事例から |
12 | イースト・ロンドンにおけるコミュニティ開発の諸相―イースト・ロンドン・インターンシップでの学びを通して |
13 | 日本のNPOによるコミュニティ・オーガナイジング事例 |
14 | 地域づくりとミュニシパリズム(地域自治主義)―「恐れない都市」とは何か |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
---|
できるだけ、近くの席の学生同士でのグループ・ディスカッションを取り入れます。 |
事前にテキストの該当箇所を読み,関連情報を自分なりに調べてくると講義内容をより良く理解することが可能だろう。なお,人数にもよるが,できれば,グループ・ディスカッションも取り入れたい。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 80 | |
平常点 (In-class Points) | 20 |
コメント・シートの内容を評価(20%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | M.ボルトン | 『社会はこうやって変える!』 | 法律文化社 | 2020 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 藤井敦史・原田晃樹・大高研道編 | 『闘う社会的企業』 | 勁草書房 | 2013 | |
2 | 原田晃樹・藤井敦史・松井真理子 | 『NPO再構築への道』 | 勁草書房 | 2010 |
社会的連帯経済推進フォーラムのHP
https://sse.jp.net/
アジア太平洋資料センターのHP
http://www.parc-jp.org/
現代社会では、貧困や社会的排除が広がり、民主主義を支える市民参加も衰退している。こうした中で、改めて人々の信頼や連帯を基盤にコミュニティを再構築すること、そして、コミュニティを基盤とした自治や民主主義の再生が求められている。コミュニティ開発論では、以上のような問題意識を元に、NPOをはじめとする市民社会組織の具体的な実践を通して、多様なコミュニティ開発のあり方について学ぶ。
In modern society, poverty and social exclusion are widespread, and civic participation that underpins democracy is declining. Under these circumstances, there is a need to rebuild communities based on people's trust and solidarity, and to revive autonomy and democracy based on communities. In community development theory, based on the awareness of the above issues, students will learn about various ways of community development through the specific practices of civil society organizations such as NPOs.
コミュニティ開発とは、人々がコミュニティを創り出し、協力・連帯しながら、市民生活における様々な問題を、行政や企業などとも連携しながら解決していくプロセスを意味している。そこでは、①居場所における当事者を軸としたミクロなコミュニティの形成、②コミュニティが実践主体として成長していく組織化・法人化、③多様なコミュニティをヨコで連携していくインフラストラクチャーの発達、④ソーシャル・アクション(社会運動)による政策・制度の変革を通じての社会問題の解決、⑤自治的な地域社会の形成といった多様なフェースがある。このようなコミュニティ開発について英国のコミュニティ開発論、とりわけコミュニティ・オーガナイジングに注目しながら英国を中心とした海外事例などにも触れながら理解を深めていく。
Community development means the process of creating communities and solving various social problems by citizens' participation and cooperation. Community development includes various dimensions. We will understand many aspects of community development while focusing on British community development theory, especially community organizing.
1 | イントロダクション―今日における日本の民主主義が抱えている課題は何か |
2 | コミュニティ開発が必要となる前提―日本社会における社会的排除と個人化の実態 |
3 | コミュニティ開発とは何か―その全体的枠組みとしてのコミュニティ・エンパワメント |
4 | ミクロなコミュニティ開発としての「居場所」とは何か―若者支援NPOにおける居場所におけるケアとエンパワメント |
5 | 人が主体的に生きていくための学びの場とは?―若者支援NPOにおける学びのあり方 |
6 | 実践コミュニティの組織化・法人化としてのNPO―NPOはどのようにして形成されるのか |
7 | NPOと政府(行政)の協働とはどのようなことか―理念的協働とアウトソーシングとしての現実のジレンマ |
8 | 地域でつながりを作るインフラストラクチャー―NPOの中間支援組織の事例から |
9 | 政治的エンパワメントとしての社会運動(ソーシャル・アクション)とは何か―日本における社会運動 |
10 | 連帯を紡ぎ出すコミュニティ・オーガナイジング(1)パワーとは何か―英国Citizens UKによるCOの事例から |
11 | 連帯を紡ぎ出すコミュニティ・オーガナイジング(2)自己利益と課題化―英国Citizens UKによるCOの事例から |
12 | イースト・ロンドンにおけるコミュニティ開発の諸相―イースト・ロンドン・インターンシップでの学びを通して |
13 | 日本のNPOによるコミュニティ・オーガナイジング事例 |
14 | 地域づくりとミュニシパリズム(地域自治主義)―「恐れない都市」とは何か |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
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できるだけ、近くの席の学生同士でのグループ・ディスカッションを取り入れます。 |
事前にテキストの該当箇所を読み,関連情報を自分なりに調べてくると講義内容をより良く理解することが可能だろう。なお,人数にもよるが,できれば,グループ・ディスカッションも取り入れたい。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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レポート試験 (Report Exam) | 80 | |
平常点 (In-class Points) | 20 |
コメント・シートの内容を評価(20%) |
備考 (Notes) | ||
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | M.ボルトン | 『社会はこうやって変える!』 | 法律文化社 | 2020 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 藤井敦史・原田晃樹・大高研道編 | 『闘う社会的企業』 | 勁草書房 | 2013 | |
2 | 原田晃樹・藤井敦史・松井真理子 | 『NPO再構築への道』 | 勁草書房 | 2010 |
社会的連帯経済推進フォーラムのHP
https://sse.jp.net/
アジア太平洋資料センターのHP
http://www.parc-jp.org/