日本語

Course Code etc
Academic Year 2023
College Graduate School of Economics
Course Code automatic registration
Theme・Subtitle 修士論文執筆に向けたプロセス
Class Format Face-to-face (partially online)
Class Format (Supplementary Items)
Campus
Campus Ikebukuro
Semester Other
DayPeriod・Room
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Credits 4
Course Number ECX6020
Language Japanese
Class Registration Method Automatic Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges
Course Cancellation
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy
Notes

【Course Objectives】

Students will study universal and specialized subjects found in curriculum of Graduate School of Economics, “researching and understanding in depth general and specialized studies in College of Economics as well as economics, accountancy, and train one's personality based on the Christian teaching and to contribute to cultural development”. Students will acquire practical knowledge on economy and accounting. They will make interim and draft presentations before creating and submitting their theses.

【Course Contents】

Students will learn how to prepare for their thesis writing by creating skeleton sheets. Students will bear in mind their research originalities while discussing about prior researches. To prepare for their master’s thesis interim presentation, students will check their arguments and think about their thesis structures. After discussion at the interim presentation, students will recheck their skeleton sheets and polish their thesis concepts. After master’s thesis draft presentation, students will create and submit their theses.
The following is a conceptual, average progress plan. Students should be aware that they may receive different instructions depending on their specializations. In addition, there will be frequent private instructions, simultaneous progresses, and repetition of certain parts.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 受講の準備。1修士論文作成副指導教員届を提出し,2初回受講の確認を経て,3初回指導にのぞむこと。
2 ★論文テーマ(タイトル)設定。そのために「スケルトンシート」を作成する。スケルトンシートには,下記のうち★印のついた項目を含めるが,若干修正などしてもよい。
3 ★キーワードの列挙。関心ある領域の,関心あるテーマに関連したキーワードを列挙することで,自身の関心を明示し洗い出す補助作業とする。
4 ★問題意識の確認。その課題に取り組もうと思った動機やきっかけを書き出すことで,テーマを意識化する。
5 ★目標と成果の絞り込み。その研究によって何を明らかにできるのか,何が得られるのかを明示する。その後,これを 「目標規定文」にまで絞り込む。
6 ★問いをたてる。疑問や好奇心を出発点にし,気になることがらについて,「なぜ~なのか」という疑問の形で課題をつか
む。「なぜ,おもしろいと思ったのか」「本当に,そうなのか」「それだけだと言い切れるか」など,多様な手がかりがある。
7 ★仮説をたてる。テーマによっては,仮説の形で課題設定できる場合がある。論証(反証)可能な命題として示す。
8 主張を明示する。テーマによっては仮説の形で課題設定しにくい場合もある。「~ではないか」「~のはずだ」という主張として,課題を設定してもよい。
9 ★アプローチ(研究手法)を選ぶ。研究領域によって中心となる手法が異なる。「先行研究のサーベイと考察」は,ほぼすべての領域に共通の基本手法である。その他のアプローチとして「史料サーベイと考察」,「アンケート調査と統計処理」,「インタビューと整理」,「実験と考察」,「モデル化とシミュレーション」なども。
10 修士論文中間発表会向けのレジュメ,パワーポイント資料等の作成。
11 修士論文中間発表会(6-7月)での報告。昼の院生は水曜午後,社会人コースは土曜午後を予定。
12 スクリーニング。関連しそうな文献・資料・史料・データ・材料などを収集し,ざっと読む。
13 図書や雑誌記事等の検索。Webcat Plus1, OPAC, CiNii Books, GeNii, Google Scholar, CiNii Articles, magazineplus, WorldCat などを目的に応じて用いる。
14 ★主要参考文献リストの作成。文献リスト作成のきまりに従って書き出していく。その後も追加・修正等を行う。
15 先行研究の整理。スクリーニングによって重要なものを絞り込み,精読・検討すべき基本的な先行研究を定める。指導教員や専門家のアドバイスも受ける。
16 先行研究の精読・検討。必要に応じてメモをとり,レジュメ化する。疑問点を書き出す。疑問解決への努力の中から新たな課題発見やオリジナリティ獲得につながることもある。
17 キーワードのマップ化。すでに書き出し,必要に応じて追加しておいたキーワードを見直す。相互に関連するいくつかのキーワードをまとめ,論点としてとらえなおす。
18 論点の列挙。研究目標(成果)を「問い」「仮説」や「目標規定文」などの形で明示できたら,論証のために必要な論点を列挙してみる。
19 論文の構成。列挙された論点を取捨し,最適な叙述の順序(論証の順序)を模索する。すなわち論文の構成(章立て)を考える。
20 オリジナリティの確認。広く認められた学術成果を引用しつつ,従来なかった(すなわちオリジナリティのある)考えや主張,資料などを追加できているかどうか確認する。
21 注の付け方の確認。他人の学術成果を引用してよいが,出所(出典)を明示し,引用していることを注記しなければ,「盗用」「剽窃」となり,厳しく罰せられる。
22 注の付け方のルール。注の付け方のきまりを身につける。
23 参考文献リスト作成のルール。参考文献の表示のしかたのきまりを身につける。
24 修士論文草稿発表会(11-12月)での報告。演習特別指導や特論での発表となる場合もある。
25 修士論文草稿発表会における反省,コメント等をふまえて,再検討,再構成しながら,論文執筆。
26 論文の再確認。スケルトンシートにも立ち返りながら,論文を見直すこと。
27 論文の再確認。
28 論文の推敲。

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

Master of Writing (立教大学 大学教育開発・支援センター)を入手し,論文執筆に必要な準備を進めておく。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 修士論文中間発表会,草稿発表会等における報告(50%)
スケルトンシートの作成等(30%)
論文執筆準備等(20%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

なし/None

【参考文献 / Readings】

その他 (Others)
修士論文執筆に関わる参考文献は,各研究指導教員の指示・助言に従うこと。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

【授業形態】授業では学生への質問も活発に行う予定なので,積極的な受講態度が期待される。
【課題に対するフィードバック】最終授業時に,全体に対するフィードバックを行う。

【注意事項 / Notice】