日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会デザイン研究科/Graduate School of Social Design StudiesGraduate School of Social Design Studies |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
VM125/VM125VM125 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
(オーラルヒストリーとデジタルアーカイブ) |
授業形態/ Class FormatClass Format |
ハイフレックス/HyFlexHyFlex |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
【夏季集中講義日程】8月6日(火)2~6時限、8月7日(水)2~6時限、8月8日(木)2~5時限 春学期中に事前オンライン学習あり。「授業時間外(予習・復習等)の学習」欄参照のこと。 |
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
春学期他/Spring OthersSpring Others |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
SDS5110 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
|
他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
-(履修中止制度なし/ No system for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
|
学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
社会デザイン研究科では、教室での対面授業を基本としながら、同時に遠隔地在住の学生の学びを保証するため、オンラインでも受講できる形で授業を行う。なお、履修者全員の了承が取れた場合には、「対面のみ」もしくは「オンラインのみ」で授業を行うこともある。 |
The goal of the lesson is to learn the theory, strategies and methods of oral history and digital archiving. We consider how to record and archive history in a era of born-digital and acquire academic and practical knowledge to practice oral history and digital archiving.
Oral history has been practiced since the 1990s in the fields of political science (politicians, bureaucrats, etc.) and business administration (business managers) as a research method for analyzing decision-making processes, and has made great achievements in clarifying the actual situation of governments and companies that had been a "black box" until then. However, since oral history is characterized as being strongly defined by the interaction between the listener and the storyteller, its method has been regarded as the individual skill of the listener, and its spread has been delayed. In order to overcome this situation, in this course, we will clarify the issues and methods of "Oral History & Digital Archive" through the acquisition of basics, case analysis, and practice.
1 | イントロダクション:社会デザインから見たオーラルヒストリーとデジタルアーカイブ |
2 | オーラルヒストリーの方法論:エリート・ノンエリート、マイノリティー、ピアサポート |
3 | オーラルヒストリーの事例研究:東日本大震災(1) ・民生委員の語り |
4 | オーラルヒストリーの事例研究:東日本大震災(2) ・教員の語り |
5 | オーラルヒストリーの事例研究:東日本大震災(3) ・被災市町村の首長、行政職員の語り) |
6 | 記録映画のアーカイブと公開 |
7 | コミュニティアーカイブと思い出のお裾分け |
8 | 地域歴史アーカイブ、まちづくりのアーカイブ |
9 | 産業遺産の語りとアーカイブ |
10 | 戦争体験の語りとアーカイブ |
11 | 災害デジタルアーカイブ:311まるごとアーカイブの事例 ・メディア、図書館、行政、研究機関等の役割 ・現物とデジタル、コレクション、ボーンデジタル ・震災前の映像 |
12 | デジタルアーカイブ:権利処理と保存公開 ・著作権、肖像権、プライバシー権、パブリシティー権、疑似著作権(所有権) ・オーファンワークス、ダークアーカイブ、マスキング ・メタデータ、意味づけ、対価、ガイドライン、2次利用 |
13 | デジタルアーカイブと公文書管理 |
14 | 総括と総合討論: |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
CANVASLMSにアップするレジュメ、参考文献、参考映像等を参照しながら指示された課題に取り組むこと。
夏季集中講義であるが春学期中に映像教材などによる事前オンライン学習あり。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
授業内で指示する課題提出(80%) 授業内での討論への参加(20%) |
備考 (Notes) | ||
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
使用しない。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 御厨貴 | オーラル・ヒストリー入門 | 岩波書店 | 2007 | 4000280465 |
2 | 御厨貴 | オーラル・ヒストリー | 中公新書 | 2002 | 412101636 |
3 | 長坂俊成 | 記憶と記録 : 311まるごとアーカイブス | 岩波書店 | 2012 | 9784000285247 |
4 | 福井健策監修 | デジタルアーカイブ・ベーシックス第1巻権利処理と法の実務 | 勉誠出版 | 2019 | 9784585202813 |
その他 (Others) | |||||
多数あるため、他は授業内で随時紹介する |
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。
オーラル・ヒストリーとデジタル・アーカイブの戦略と方法について理論と事例から学び、ボーンデジタル時代における歴史の記録と保存、利活用、後世への伝承の方法について考察する。それらを踏まえ、オーラル・ヒストリーとデジタル・アーカイブを実践する学術的・実務的な知見を習得する。
The goal of the lesson is to learn the theory, strategies and methods of oral history and digital archiving. We consider how to record and archive history in a era of born-digital and acquire academic and practical knowledge to practice oral history and digital archiving.
オーラル・ヒストリーは、意思決定過程を分析する研究手法として政治学(政治家や官僚など)や経営学(企業経営者)の分野において、1990年代以降実践され、それまでブラックボックスとなってきた政府や企業の実態を明らかにする上で大きな成果をあげてきている。しかしそれは性質上、聞き手と語り手の相互作用によって強く規定されるものであるために、その方法は聞き手の個人技とされ、普及が立ち後れてきた。このような状況を打破すべく本科目では、基礎的知見の習得と事例分析を通して、「オーラル・ヒストリー&デジタル・アーカイブ」の課題と方法を解明する。
Oral history has been practiced since the 1990s in the fields of political science (politicians, bureaucrats, etc.) and business administration (business managers) as a research method for analyzing decision-making processes, and has made great achievements in clarifying the actual situation of governments and companies that had been a "black box" until then. However, since oral history is characterized as being strongly defined by the interaction between the listener and the storyteller, its method has been regarded as the individual skill of the listener, and its spread has been delayed. In order to overcome this situation, in this course, we will clarify the issues and methods of "Oral History & Digital Archive" through the acquisition of basics, case analysis, and practice.
1 | イントロダクション:社会デザインから見たオーラルヒストリーとデジタルアーカイブ |
2 | オーラルヒストリーの方法論:エリート・ノンエリート、マイノリティー、ピアサポート |
3 | オーラルヒストリーの事例研究:東日本大震災(1) ・民生委員の語り |
4 | オーラルヒストリーの事例研究:東日本大震災(2) ・教員の語り |
5 | オーラルヒストリーの事例研究:東日本大震災(3) ・被災市町村の首長、行政職員の語り) |
6 | 記録映画のアーカイブと公開 |
7 | コミュニティアーカイブと思い出のお裾分け |
8 | 地域歴史アーカイブ、まちづくりのアーカイブ |
9 | 産業遺産の語りとアーカイブ |
10 | 戦争体験の語りとアーカイブ |
11 | 災害デジタルアーカイブ:311まるごとアーカイブの事例 ・メディア、図書館、行政、研究機関等の役割 ・現物とデジタル、コレクション、ボーンデジタル ・震災前の映像 |
12 | デジタルアーカイブ:権利処理と保存公開 ・著作権、肖像権、プライバシー権、パブリシティー権、疑似著作権(所有権) ・オーファンワークス、ダークアーカイブ、マスキング ・メタデータ、意味づけ、対価、ガイドライン、2次利用 |
13 | デジタルアーカイブと公文書管理 |
14 | 総括と総合討論: |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
CANVASLMSにアップするレジュメ、参考文献、参考映像等を参照しながら指示された課題に取り組むこと。
夏季集中講義であるが春学期中に映像教材などによる事前オンライン学習あり。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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平常点 (In-class Points) | 100 |
授業内で指示する課題提出(80%) 授業内での討論への参加(20%) |
備考 (Notes) | ||
その他 (Others) | |||||
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使用しない。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 御厨貴 | オーラル・ヒストリー入門 | 岩波書店 | 2007 | 4000280465 |
2 | 御厨貴 | オーラル・ヒストリー | 中公新書 | 2002 | 412101636 |
3 | 長坂俊成 | 記憶と記録 : 311まるごとアーカイブス | 岩波書店 | 2012 | 9784000285247 |
4 | 福井健策監修 | デジタルアーカイブ・ベーシックス第1巻権利処理と法の実務 | 勉誠出版 | 2019 | 9784585202813 |
その他 (Others) | |||||
多数あるため、他は授業内で随時紹介する |
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。