日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会デザイン研究科/Graduate School of Social Design StudiesGraduate School of Social Design Studies |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
VM204/VM204VM204 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
(対話と社会デザイン) |
授業形態/ Class FormatClass Format |
ハイフレックス/HyFlexHyFlex |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
土3/Sat.3 Sat.3 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
SDS5210 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
-(履修中止制度なし/ No system for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
社会デザイン研究科では、教室での対面授業を基本としながら、同時に遠隔地在住の学生の学びを保証するため、オンラインでも受講できる形で授業を行う。なお、履修者全員の了承が取れた場合には、「対面のみ」もしくは「オンラインのみ」で授業を行うこともある。 |
There are various views regarding social issues in society, but it is the reality of today that it is extremely difficult to realize the real issues and solutions from the perspective of all stakeholders.
Although the importance of "dialog" is often described, do we understand the true meaning of "dialog"? And can we practice that meaning in our own everyday lives? It is true that Japanese people are not good at building up dialogs? What is the difference between dialog and discussion specifically?
Based on texts from all times and places on the theme of "dialog" as the subject, the aim of the course is to ask what is the essential "dialog" to face contemporary social problems by actually experiencing "dialog", search for the essence, and go through the process of making "dialog" one's own via the physical senses.
While reading texts on "dialog" from all times and places together, we will clarify what is required for dialog and the essence of dialog, etc. Above all, "dialog" involves some kind of physical sensation, and you have to experience it for yourself.
In addition, we would like to provide opportunities to consider about social problem solution cases through "dialog", clarify the essence of the problems in modern society, and think about how to deal with social issues through "dialog".
1 | 総論(いまなぜ「対話」が求められているのか、小さくなる社会と分断・・・) |
2 | 考えること、感じること(小林秀雄『美を求める心』から) |
3 | 対話とは何か(猪木武徳『自由をめぐる思想史』から) |
4 | 対話とは何か(猪木武徳『自由をめぐる思想史』から) |
5 | 対話のエッセンス、作法等(モンテーニュ『エセー』から) |
6 | よく「聴く」ことを考える(鷲田清一『「聴く」ことの力』から) |
7 | よく「聴く」ことを考える(鷲田清一『「聴く」ことの力』から) |
8 | 日本における対話の源泉(宮本常一「忘れられた日本人』から) |
9 | コミュニケーションとは(デヴィッド・ボーム『ダイアローグ: 対立から共生へ、議論から対話へ』) |
10 | 対話とは(デヴィッド・ボーム『ダイアローグ: 対立から共生へ、議論から対話へ』) |
11 | 自己との対話、考え続けることの意味(映画『ハンナ・アーレント』、アーレントの著作から) |
12 | 対話とは何だろうか①、対話を社会課題の解決に活かすとはどういうことだろう |
13 | 対話とは何だろうか②、対話を社会課題の解決に活かすとはどういうことだろう |
14 | 対話とは何だろうか③、対話を社会課題の解決に活かすとはどういうことだろう |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
---|
授業のタイトルのとおり、「対話」を実践する。いわゆるディスカッションやディベートとは異なる。 |
授業時に指示する。対話で用いるテキスト(上記文献の抜粋、各回20~30ページ程度)はPDFファイルの形でCanvas LMSにアップする。
文献・テキストについては、対話において積極的に発言できるよう、事前に熟読しておくことが求められる。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
授業・演習における発表や他の発言者への貢献等(100%) |
備考 (Notes) | ||
3/4以上の出席を必要とする。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
授業計画のとおり。 |
その他 (Others) | |||||
---|---|---|---|---|---|
採り上げる文献は上記授業計画にあるものを予定している。小林秀雄『美を求める心』、猪木武徳『自由の思想史』、鷲田清一『聴くことの力』、モンテーニュ『エセー』、宮本常一『忘れられた日本人』、デヴィッド・ボーム『ダイアローグ: 対立から共生へ、議論から対話へ』、ハンナ・アーレントを扱った映画等を採り上げる。対話の材料とするテキストについては、PDFファイルで事前に授業支援システムにアップする。 |
研究科の学事・行事(報告会、進学相談会等)と授業時間が重複した場合、その日の授業についてはオンデマンド講義となる場合がある。
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。
社会課題を巡ってはさまざまな見方が社会に存在しているが、すべてのステークホルダーから見た真の課題認識とその解決はきわめて困難なのが現代の実情だ。
しばしば「対話」の重要性が説かれるが、私たちは「対話」の本当の意味を理解しているだろうか。そして、その意味を我が身のものとして日々実践できているだろうか。日本人は対話を重ねるのが苦手だというが本当だろうか。対話と議論の違いは具体的になんだろうか。
「対話」をテーマとした古今東西のテキストを題材に、実際に「対話」を体験することを通じて、現代の社会課題に向き合うために不可欠な「対話」とは何か、その本質を探り、身体感覚としての「対話」を自分のものにするプロセスを経ることを目的とする。
There are various views regarding social issues in society, but it is the reality of today that it is extremely difficult to realize the real issues and solutions from the perspective of all stakeholders.
Although the importance of "dialog" is often described, do we understand the true meaning of "dialog"? And can we practice that meaning in our own everyday lives? It is true that Japanese people are not good at building up dialogs? What is the difference between dialog and discussion specifically?
Based on texts from all times and places on the theme of "dialog" as the subject, the aim of the course is to ask what is the essential "dialog" to face contemporary social problems by actually experiencing "dialog", search for the essence, and go through the process of making "dialog" one's own via the physical senses.
「対話」をめぐる古今東西のテキストを一緒に読みながら、対話に求められること、対話の本質等を明らかにする。なにより、「対話」は、ある種の身体感覚を伴うものであり、自ら体験するしかない。
また、「対話」を通じた社会課題解決についても考える機会を設け、現代社会における課題の本質を明らかにすると共に、「対話」をもって臨む社会課題への向き合い方についても考えていきたい。
While reading texts on "dialog" from all times and places together, we will clarify what is required for dialog and the essence of dialog, etc. Above all, "dialog" involves some kind of physical sensation, and you have to experience it for yourself.
In addition, we would like to provide opportunities to consider about social problem solution cases through "dialog", clarify the essence of the problems in modern society, and think about how to deal with social issues through "dialog".
1 | 総論(いまなぜ「対話」が求められているのか、小さくなる社会と分断・・・) |
2 | 考えること、感じること(小林秀雄『美を求める心』から) |
3 | 対話とは何か(猪木武徳『自由をめぐる思想史』から) |
4 | 対話とは何か(猪木武徳『自由をめぐる思想史』から) |
5 | 対話のエッセンス、作法等(モンテーニュ『エセー』から) |
6 | よく「聴く」ことを考える(鷲田清一『「聴く」ことの力』から) |
7 | よく「聴く」ことを考える(鷲田清一『「聴く」ことの力』から) |
8 | 日本における対話の源泉(宮本常一「忘れられた日本人』から) |
9 | コミュニケーションとは(デヴィッド・ボーム『ダイアローグ: 対立から共生へ、議論から対話へ』) |
10 | 対話とは(デヴィッド・ボーム『ダイアローグ: 対立から共生へ、議論から対話へ』) |
11 | 自己との対話、考え続けることの意味(映画『ハンナ・アーレント』、アーレントの著作から) |
12 | 対話とは何だろうか①、対話を社会課題の解決に活かすとはどういうことだろう |
13 | 対話とは何だろうか②、対話を社会課題の解決に活かすとはどういうことだろう |
14 | 対話とは何だろうか③、対話を社会課題の解決に活かすとはどういうことだろう |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
補足事項 (Supplementary Items) |
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授業のタイトルのとおり、「対話」を実践する。いわゆるディスカッションやディベートとは異なる。 |
授業時に指示する。対話で用いるテキスト(上記文献の抜粋、各回20~30ページ程度)はPDFファイルの形でCanvas LMSにアップする。
文献・テキストについては、対話において積極的に発言できるよう、事前に熟読しておくことが求められる。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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平常点 (In-class Points) | 100 |
授業・演習における発表や他の発言者への貢献等(100%) |
備考 (Notes) | ||
3/4以上の出席を必要とする。 |
その他 (Others) | |||||
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授業計画のとおり。 |
その他 (Others) | |||||
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採り上げる文献は上記授業計画にあるものを予定している。小林秀雄『美を求める心』、猪木武徳『自由の思想史』、鷲田清一『聴くことの力』、モンテーニュ『エセー』、宮本常一『忘れられた日本人』、デヴィッド・ボーム『ダイアローグ: 対立から共生へ、議論から対話へ』、ハンナ・アーレントを扱った映画等を採り上げる。対話の材料とするテキストについては、PDFファイルで事前に授業支援システムにアップする。 |
研究科の学事・行事(報告会、進学相談会等)と授業時間が重複した場合、その日の授業についてはオンデマンド講義となる場合がある。
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。