日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College Graduate School of Social Design Studies
Course Code VM205
Theme・Subtitle (持続可能社会と行政ガバナンス)
Class Format HyFlex
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Ikebukuro
Semester Spring Semester
DayPeriod・Room Tue.6
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Credits 2
Course Number SDS5210
Language Japanese
Class Registration Method Course Code Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges 履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。
Course Cancellation -(履修中止制度なし/ No system for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes 社会デザイン研究科では、教室での対面授業を基本としながら、同時に遠隔地在住の学生の学びを保証するため、オンラインでも受講できる形で授業を行う。なお、履修者全員の了承が取れた場合には、「対面のみ」もしくは「オンラインのみ」で授業を行うこともある。

【Course Objectives】

In this course, participating students will analyze government/administration's role to build sustainable society and will study good governance for sustainable society. Multi-stakeholder cooperation and civic participation are important aspects in this regard. By these studies, students are expected to obtain clues for their action and research.

【Course Contents】

SDGs are often called "common language". Building sustainable society requires various stakeholders participation, however, government and administration are regarded as major players among them. In this course, participants study policy making and implementation process, and collaborations between government and various stakeholders.on mainly environmental issues. Participants will also identify the importance of multi stakeholder participation and "environmental democracy" such as access to information, public participation and access to justice, which are essential for sustainable society.
The themes and order of this course schedule may change according to the interests and questions of the course participants.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 ガイダンス
今日の経済社会における政府/行政の役割についてブレインストーミング
2 政府/行政の環境問題への取組・事例検討①
公害問題への取組を中心に政府の役割を検討する。
3 政府/行政の環境問題への取組・事例検討②
自然環境問題への取組での政府の役割を検討する。
4 1992年リオサミットのインパクト
リオ宣言、アジェンダ21が、政府・行政のあり方、ガバナンスに与えた影響を検討する。
5 2000年前後の制度改革①
行政手続法、情報公開法などの行政改革とその後について検討する。
6 2000年前後の制度改革②
国と地方との関わり方について。日本国憲法制定、地方自治法、地方分権改革といった節目を踏まえながら検討する。
7 2000年前後の制度改革③
省庁再編、独立行政法人制度改革の今日的意義を検討する。
8 国際的な動きと政府・行政
国際条約、EUなど主要な国/地域の動きのインパクト、国際的な枠組が国内の行政政策に与える影響を考える。
9 科学と政府・行政
気候変動やコロナウイルス対策など、科学的知見を踏まえた政策決定、実施のあり方について検討する。
10 司法と行政
裁判が政策や行政のあり方に与える影響を、特に環境関連の裁判例を中心に検討する。
11 国会/政党と政府/行政
いわゆる政と官の関係について、持続可能な社会づくりの視点から再検討する。
12 市民参画と政府/行政
市民やNPOが政策決定過程にどう関わるか、過去の事例や仕組みについて検討する。
13 経済活動、企業と政府/行政
経済活動、企業活動への政府・行政の関わり方について、考察する。
14 まとめ・クロージング
持続可能な社会づくりと政府/行政の役割について、今後の方向性を探る。

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

持続可能性や環境問題に関する政府や行政の動きを常日頃から意識し、課題と思われる事例、興味を持った事例については背景、関係者の反応/動きなどを観察していくこと。
受講生には、1回程度、授業内容に合わせ発表してもらうことを予定している。発表については、受講生の状況・関心を踏まえて、授業の中で示す予定。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
平常点 (In-class Points)100 発表、質疑(30%)
振り返り(30%)
最終レポート(Final Report)(40%)
備考 (Notes)

【テキスト / Textbooks】

なし/None

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 環境省 令和5年版環境白書 日経印刷株式会社 2023 4865793232

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

積極的に議論に参加してください。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

【注意事項 / Notice】

本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。