日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会デザイン研究科/Graduate School of Social Design StudiesGraduate School of Social Design Studies |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
VM372/VM372VM372 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
(持続可能な開発と教育・学習) |
授業形態/ Class FormatClass Format |
ハイフレックス/HyFlexHyFlex |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
秋学期/Fall semesterFall semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金5/Fri.5 Fri.5 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
SDS5310 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
-(履修中止制度なし/ No system for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
社会デザイン研究科では、教室での対面授業を基本としながら、同時に遠隔地在住の学生の学びを保証するため、オンラインでも受講できる形で授業を行う。なお、履修者全員の了承が取れた場合には、「対面のみ」もしくは「オンラインのみ」で授業を行うこともある。 |
What do “education,” “learning,” and “sustainability” mean for you, and for all of us? In this course, we will explore this question by reflecting on the development of education for sustainable development (ESD) and reviewing the world that we live in, while discussing ESD as a transformative process of people and society.
In this course, the students will collaboratively learn from each other through not only lectures and readings but also groupworks, discussions, role-plays, and other diverse methods.
Since the concept of sustainable development was introduced in the 1980s, discussion and practice to promote education for sustainable development (ESD) has evolved in the international community. ESD plays a role to create greater awareness of the interplay of environmental, economic, and social issues using a long-term, holistic perspective, and to facilitate action for sustainability. With Sustainable Development Goals (SDGs: 2016-2030), the importance of ESD has been recognized further, as a transformative process of people and society in a borderless collaboration of diverse stakeholders.
Topics to be focused in each class are subject to change based on students' interest.
1 | イントロダクション~授業の詳細を確認し履修者の関心を共有する |
2 | 持続可能な開発とは何か~普遍的理念?空っぽの記号? |
3 | 持続可能な開発は「教える」「学ぶ」ことができるのか |
4 | 持続可能な開発のための教育(ESD)の発展~「環境教育」「学習権保障」二つの経緯をたどる |
5 | ESDの実像:環境教育の視点から~ESDとしての環境教育実践を知る |
6 | ESDの実像:シティズンシップ教育の視点から~ESDとしてのシティズンシップ教育実践を知る |
7 | ESDの内容と方法~ESDアクティビティを体験する |
8 | ESDの内容と方法~ESDアクティビティを体験する |
9 | ESDの内容と方法~4つのアプローチ「in/about/for/as」 |
10 | ESDのいま:国内編~関連する国内の政策文書を読み解く |
11 | ESDのいま:国際編~関連する国際文書を読み解く |
12 | ESDの構想発表~身近な地域や組織に必要なESD計画の構想、発表 |
13 | ESDの構想発表~身近な地域や組織に必要なESD計画の構想、発表 |
14 | 全体のふりかえり~わたし(たち)にとっての「持続可能性」「教育」「学習」とはなにか |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
授業時間外の学習:終盤の授業では身近な地域や組織で求められるESDについて構想を発表するが、その計画・準備は授業時間外におこなう。授業を通じて気がついたこと、気になったことを、都度、自らの生活や仕事の中でふりかえり、必要なESDのあり方について自分なりに考えていく。そのほかの学習については、必要に応じて別途提示する。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
授業・ディスカッションへの参加・貢献(20%) 各回のふりかえり(20%) ESD計画の構想・発表(30%) 最終レポート:わたしにとっての持続可能性・教育・学習とは(30%) |
備考 (Notes) | ||
なし/None
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 阿部治・野田恵(編著) | 知る・わかる・伝えるSDGs I 貧困・食料・健康・ジェンダー・水と衛生 | 学文社 | 2019 | 9784762029233 |
2 | 阿部治・二ノ宮リムさち(編著) | 知る・わかる・伝えるSDGsII エネルギー・しごと・産業と技術・平等・まちづくり | 学文社 | 2021 | 9784762031090 |
3 | 阿部治・岩本泰(編著) | 知る・わかる・伝えるSDGsIII 生産と消費・気候変動・海の豊かさ・陸の豊かさ・平和と公正 | 学文社 | 2022 | 9784762031106 |
4 | 阿部治・朝岡幸彦(編著) | 知る・わかる・伝える・伝えるSDGsⅣ 教育・パートナーシップ・ポストコロナ | 学文社 | 2022 | 9784762031168 |
5 | 二ノ宮リムさち・朝岡幸彦(編著) | 社会教育・生涯学習入門―誰ひとり置き去りにしない未来へ | 人言洞 | 2023 | 9784910917030 |
6 | 日本社会教育学会(編) | SDGsと社会教育・生涯学習 日本の社会教育 第67集 | 東洋館出版社 | 2023 | 9784491053219 |
オンラインで受講する場合は、ディスカッションやアクティビティに参加するためマイクやカメラを準備すること。
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。
あなたにとって、わたしたちにとって、「持続可能性」とは、「教育」「学習」とは、なんだろうか。この科目では、これまでのESD(持続可能な開発のための教育)の発展と、わたしたちが生きる社会のあり方をふりかえりつつ、持続可能な未来へ向けた人間や社会の変容・変革プロセスとしてのESDについて考え、この問いに自分なりの答えを導きだすことを目指す。
What do “education,” “learning,” and “sustainability” mean for you, and for all of us? In this course, we will explore this question by reflecting on the development of education for sustainable development (ESD) and reviewing the world that we live in, while discussing ESD as a transformative process of people and society.
1980年代以降の「持続可能な開発(発展)」概念の広がりとともに、環境・経済・社会の問題を長期的・全体的視野から理解し行動するための教育として議論と実践が発展してきたESD(Education for Sustainable Development/持続可能な開発のための教育)。いま、持続可能な開発目標(SDGs)の広がりも背景に、持続可能な未来の実現へ向けた学習と教育の必要性がますます注目される。
本科目では、ESDを取り巻く議論や実践に関する講義のほか、関連文書の精読、ESDプログラムの体験、身近な地域や組織に必要なESD計画の構想、それらにもとづくディスカッションやプレゼンテーションなどを通じ、上記授業目標に向けて受講者全員で学び合う。
なお、授業で扱うテーマや順序は、受講生の関心等を踏まえて変更する場合がある。
In this course, the students will collaboratively learn from each other through not only lectures and readings but also groupworks, discussions, role-plays, and other diverse methods.
Since the concept of sustainable development was introduced in the 1980s, discussion and practice to promote education for sustainable development (ESD) has evolved in the international community. ESD plays a role to create greater awareness of the interplay of environmental, economic, and social issues using a long-term, holistic perspective, and to facilitate action for sustainability. With Sustainable Development Goals (SDGs: 2016-2030), the importance of ESD has been recognized further, as a transformative process of people and society in a borderless collaboration of diverse stakeholders.
Topics to be focused in each class are subject to change based on students' interest.
1 | イントロダクション~授業の詳細を確認し履修者の関心を共有する |
2 | 持続可能な開発とは何か~普遍的理念?空っぽの記号? |
3 | 持続可能な開発は「教える」「学ぶ」ことができるのか |
4 | 持続可能な開発のための教育(ESD)の発展~「環境教育」「学習権保障」二つの経緯をたどる |
5 | ESDの実像:環境教育の視点から~ESDとしての環境教育実践を知る |
6 | ESDの実像:シティズンシップ教育の視点から~ESDとしてのシティズンシップ教育実践を知る |
7 | ESDの内容と方法~ESDアクティビティを体験する |
8 | ESDの内容と方法~ESDアクティビティを体験する |
9 | ESDの内容と方法~4つのアプローチ「in/about/for/as」 |
10 | ESDのいま:国内編~関連する国内の政策文書を読み解く |
11 | ESDのいま:国際編~関連する国際文書を読み解く |
12 | ESDの構想発表~身近な地域や組織に必要なESD計画の構想、発表 |
13 | ESDの構想発表~身近な地域や組織に必要なESD計画の構想、発表 |
14 | 全体のふりかえり~わたし(たち)にとっての「持続可能性」「教育」「学習」とはなにか |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
授業時間外の学習:終盤の授業では身近な地域や組織で求められるESDについて構想を発表するが、その計画・準備は授業時間外におこなう。授業を通じて気がついたこと、気になったことを、都度、自らの生活や仕事の中でふりかえり、必要なESDのあり方について自分なりに考えていく。そのほかの学習については、必要に応じて別途提示する。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
授業・ディスカッションへの参加・貢献(20%) 各回のふりかえり(20%) ESD計画の構想・発表(30%) 最終レポート:わたしにとっての持続可能性・教育・学習とは(30%) |
備考 (Notes) | ||
なし/None
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 阿部治・野田恵(編著) | 知る・わかる・伝えるSDGs I 貧困・食料・健康・ジェンダー・水と衛生 | 学文社 | 2019 | 9784762029233 |
2 | 阿部治・二ノ宮リムさち(編著) | 知る・わかる・伝えるSDGsII エネルギー・しごと・産業と技術・平等・まちづくり | 学文社 | 2021 | 9784762031090 |
3 | 阿部治・岩本泰(編著) | 知る・わかる・伝えるSDGsIII 生産と消費・気候変動・海の豊かさ・陸の豊かさ・平和と公正 | 学文社 | 2022 | 9784762031106 |
4 | 阿部治・朝岡幸彦(編著) | 知る・わかる・伝える・伝えるSDGsⅣ 教育・パートナーシップ・ポストコロナ | 学文社 | 2022 | 9784762031168 |
5 | 二ノ宮リムさち・朝岡幸彦(編著) | 社会教育・生涯学習入門―誰ひとり置き去りにしない未来へ | 人言洞 | 2023 | 9784910917030 |
6 | 日本社会教育学会(編) | SDGsと社会教育・生涯学習 日本の社会教育 第67集 | 東洋館出版社 | 2023 | 9784491053219 |
オンラインで受講する場合は、ディスカッションやアクティビティに参加するためマイクやカメラを準備すること。
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。