日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会デザイン研究科/Graduate School of Social Design StudiesGraduate School of Social Design Studies |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
VM481/VM481VM481 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
(エシカル消費総論-2) |
授業形態/ Class FormatClass Format |
ハイフレックス/HyFlexHyFlex |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
土4/Sat.4 Sat.4 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
SDS5410 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
-(履修中止制度なし/ No system for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
社会デザイン研究科では、教室での対面授業を基本としながら、同時に遠隔地在住の学生の学びを保証するため、オンラインでも受講できる形で授業を行う。なお、履修者全員の了承が取れた場合には、「対面のみ」もしくは「オンラインのみ」で授業を行うこともある。 |
After Covid19, the global society is suffering from geopolitical risks both in Ukraine and in Middle East while extreme weathers caused by climate change continues to harm tour society, which is caused by human activities. A third of the forest was lost since humans began agriculture. Our mass consumption is damaging the planet. Covid 19 and conflicts are especially damaging the lives of the most vulnerable low income people, hindering the attainment of SDGs. Now that not only government and business but also consumers should play the key role in transforming to our society into more sustainable one.
Being business persons, there are few chance to read reports and proposals directly. Usually, summarized documents by consultants will be enough for business use. But summarized documents are biased and reading full documents may have different messages and giving different messages/ In this course , we take time to read some of the epoch making reports in sustainability arena and discuss over the contents of these documents, and will acquire better knowledge and perspectives of each sustainability issues. This course is related to VM320, so it is preferable to take both course, since VM320 will cover the theoretic part and this course offers time to read reports related to the topic covered in VM320. The candidates of the reports and sometimes interesting articles are those related to SDGs, environmental issues, and social issues. The list is the candidate of reports to cover, since updated reports are more preferable.
1 | 国連人間環境会議(ストックホルム会議:1972 年) (env.go.jp) 1992年 国連環境開発会議(地球サミット:1992 年、リオ・デ・ジャネイロ)環境と開発に関するリオ宣言 (env.go.jp) 2002年 持続可能な開発に関するヨハネスブルグ宣言(仮訳) (mofa.go.jp) 2015年 SDGs https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000101402.pdf 事務総長報告『私たちの共通の課題(Our Common Agenda)』概要の日本語訳はこちら *大切な提案(12のコミットメント)のインフォグラフィックス日本語版を追加しました | 国連広報センター (unic.or.jp) |
2 | 2.気候変動に関する環境省レポート、生物多様性に関する30by30ロードマップなど |
3 | 人権問題:ラギー報告企業と人権に関するガイディング原則: 日本のビジネスと人権に関する行動計画など |
4 | SDGsについての報告書「2030アジェンダの履行に関する 自発的国家レビュー2021」など |
5 | エネルギー:第六次エネルギー基本計画、自然エネルギー財団 「脱炭素の日本の自然エネルギー戦略」、河口真理子「一次産業としての再生可能エネルギー」など |
6 | サーキュラー:プラスチックリサイクルに関する「Plastic+Atlas+Asia+2022」家電リサイクル法の報告書など |
7 | 食:農水省 「緑の食料戦略」、食糧・農業・農村基本法見直し、NGOなどによる食品会社の評価レポートなど |
8 | 食品会社各社のサステナビリティレポート、消費者白書など |
9 | エシカルファッショに関するレポート:インドにおけるオーガニックコットン レポートなど |
10 | エシカル消費に関する資料、報告書 |
11 | 住に関する文献:グリーンビルディングジャパン 学生オピニオンチャレンジ2021の入賞作など、住宅メーカーサステナビリティレポートなど |
12 | 交通に関する報告書 国交省「都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会中間とりまとめ」」など |
13 | ソーシャルファイナンス:寄付白書、 クラウドファンディングサイト セキュリテサイト情報など |
14 | サステナブルライフスタイルに関するもの:「1.5℃ライフスタイル」、日本政府「SDGsアクションプラン」など |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
毎回リアクションペーパーを提出すること
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
出席率・発言・リアクションペーパーなど(40%) |
備考 (Notes) | ||
なし/None
研究科の学事・行事(報告会、進学相談会等)と授業時間が重複した場合、その日の授業についてはオンデマンド講義となる。
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。
3年におよぶコロナ禍の収束を喜ぶ間もなく、ウクライナ危機につづき、中東での紛争にが今のグローバル社会を脅かしている。また、地球温暖化は今や気候危機といわれるようになり、世界各地での異常気象は加速化常態化し、我々の経済社会生活に大きな影響をあたえつつある。しかしこの異常気象は人間活動がもたらした帰結でもある。人類が農耕生活を始めて以来世界の森林面積の1/3は失われた。それにとどまらず、2050年の海には魚よりプラスチックの方が多くなるといわれるように、私たちの消費活動は地球に大きな影響を与えている。また、コロナ禍につづく戦火と異常気象は移民労働者や途上国の一次産業従事者など最も脆弱な人たちの生活を脅かし、SDGsのゴール達成を遠ざけている。今や政府や企業だけでなく、私たち消費者の立場から、いかにサウテナブルな社会構築にコミットできるかを考える。
After Covid19, the global society is suffering from geopolitical risks both in Ukraine and in Middle East while extreme weathers caused by climate change continues to harm tour society, which is caused by human activities. A third of the forest was lost since humans began agriculture. Our mass consumption is damaging the planet. Covid 19 and conflicts are especially damaging the lives of the most vulnerable low income people, hindering the attainment of SDGs. Now that not only government and business but also consumers should play the key role in transforming to our society into more sustainable one.
社会人になると、論文や提言など全部を読んで勉強する機会は意外に少ない。要約文であったりコンサルタントなどの資料から内容を理解することが多い。業務上はそれで事足れることが多いからだ。しかし、その要約にはかならず要約した人のバイアスがはいるし、現物のメッセージとは違っていることも少なくない。現物を読んでみて気が付くことも少なくない。
そこでこの講義では①持続可能な社会づくりにエポックメーキングな提言となっている文献を時間内にしっかり読み、その内容について議論していくことで、持続可能な社会づくりのために必要な基礎知識を得る。この講座はVM320と連動しており、VM320の講義に合致する文献を読むので、できれば両方受講することが望ましい。文献は、サステナビリティの基礎となる文献も読むが、最新動向を見る上で最新の文献も目を通したい。よって、以下の文献は、前年までの講義で使ったものを掲載しており、必要に応じて変更する。
Being business persons, there are few chance to read reports and proposals directly. Usually, summarized documents by consultants will be enough for business use. But summarized documents are biased and reading full documents may have different messages and giving different messages/ In this course , we take time to read some of the epoch making reports in sustainability arena and discuss over the contents of these documents, and will acquire better knowledge and perspectives of each sustainability issues. This course is related to VM320, so it is preferable to take both course, since VM320 will cover the theoretic part and this course offers time to read reports related to the topic covered in VM320. The candidates of the reports and sometimes interesting articles are those related to SDGs, environmental issues, and social issues. The list is the candidate of reports to cover, since updated reports are more preferable.
1 | 国連人間環境会議(ストックホルム会議:1972 年) (env.go.jp) 1992年 国連環境開発会議(地球サミット:1992 年、リオ・デ・ジャネイロ)環境と開発に関するリオ宣言 (env.go.jp) 2002年 持続可能な開発に関するヨハネスブルグ宣言(仮訳) (mofa.go.jp) 2015年 SDGs https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000101402.pdf 事務総長報告『私たちの共通の課題(Our Common Agenda)』概要の日本語訳はこちら *大切な提案(12のコミットメント)のインフォグラフィックス日本語版を追加しました | 国連広報センター (unic.or.jp) |
2 | 2.気候変動に関する環境省レポート、生物多様性に関する30by30ロードマップなど |
3 | 人権問題:ラギー報告企業と人権に関するガイディング原則: 日本のビジネスと人権に関する行動計画など |
4 | SDGsについての報告書「2030アジェンダの履行に関する 自発的国家レビュー2021」など |
5 | エネルギー:第六次エネルギー基本計画、自然エネルギー財団 「脱炭素の日本の自然エネルギー戦略」、河口真理子「一次産業としての再生可能エネルギー」など |
6 | サーキュラー:プラスチックリサイクルに関する「Plastic+Atlas+Asia+2022」家電リサイクル法の報告書など |
7 | 食:農水省 「緑の食料戦略」、食糧・農業・農村基本法見直し、NGOなどによる食品会社の評価レポートなど |
8 | 食品会社各社のサステナビリティレポート、消費者白書など |
9 | エシカルファッショに関するレポート:インドにおけるオーガニックコットン レポートなど |
10 | エシカル消費に関する資料、報告書 |
11 | 住に関する文献:グリーンビルディングジャパン 学生オピニオンチャレンジ2021の入賞作など、住宅メーカーサステナビリティレポートなど |
12 | 交通に関する報告書 国交省「都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会中間とりまとめ」」など |
13 | ソーシャルファイナンス:寄付白書、 クラウドファンディングサイト セキュリテサイト情報など |
14 | サステナブルライフスタイルに関するもの:「1.5℃ライフスタイル」、日本政府「SDGsアクションプラン」など |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
毎回リアクションペーパーを提出すること
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
出席率・発言・リアクションペーパーなど(40%) |
備考 (Notes) | ||
なし/None
研究科の学事・行事(報告会、進学相談会等)と授業時間が重複した場合、その日の授業についてはオンデマンド講義となる。
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。