日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20252025 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
社会デザイン研究科/Graduate School of Social Design StudiesGraduate School of Social Design Studies |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
WM178/WM178WM178 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
(権利と法と科学:持続可能社会のガバナンス) |
授業形態/ Class FormatClass Format |
ハイフレックス/HyFlexHyFlex |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
授業形式/ Class StyleCampus |
その他/OtherOther |
校地/ CampusCampus |
池袋/IkebukuroIkebukuro |
学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金6/Fri.6 Fri.6 ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.) |
単位/ CreditsCredits |
|
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
SDS7910 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Assigned YearAssigned Year |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ Prerequisite RegulationsPrerequisite Regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
履修中止可否/ Course CancellationCourse Cancellation |
-(履修中止制度なし/ No system for cancellation) |
オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
備考/ NotesNotes |
This course aims to deepen the understanding on on rights,law and science for sustainable society.These three are important factors for the governance for international society, governments and civil society.
In this course, we will review three important factors for sustainable society, namely rights,law and science.We all have human rights and they should be respected, Law is the important guardian of rights. On the other hands, the modern society relies on scientific analysis and measures. We will discuss on the governance among international society, governments, private companies and citizens. The theme of each session may change according to the participants' interests.
1 | ガイダンス 今日の経済社会における権利、法、科学の役割についてブレインストーミングをする。 |
2 | 具体的事例検討① 公害問題への取組における、権利と法と科学の関わりを検討する。 |
3 | 具体的事例検討② 自然環境問題への取組での権利、法、科学を関わりを検討する。 |
4 | 1992年リオサミット、その後の国際的枠組での扱われ方 リオ宣言、アジェンダ2において、権利、法、科学がどう扱われ、国際的な持続可能な取り組みの中で展開してきたかを検討する。 |
5 | 権利的アプローチと環境権 環境問題への取り組みにおける「人の権利」の扱いについて検討する。 |
6 | 自然の権利、動物の権利 自然や生態系、動物にも「権利」を認める考えについて、NPOの活動、海外の事例なども踏まえて、検討する。 |
7 | 持続可能な社会作りにおける法律の役割 法律が持続可能な社会作りに果たしてきた役割について検討する。 |
8 | 裁判と持続可能な社会 公害訴訟をはじめとする裁判が、持続可能な社会の形成に果たしてきた役割、可能性について検討する。 |
9 | 国際法と持続可能な社会作り 持続可能な開発に関わる各種の国際条約の整備、進展、成果について検討する。 |
10 | 国際経済ルールと持続可能な社会 環境と経済に関わる条約以外のいわゆるソフトロー(ガイドライン、宣言等)が果たしてきた役割と可能性を検討する。 |
11 | 科学的知見、技術と持続可能な社会作り 科学的知見の集積、技術の開発が、持続可能な社会作りに与えた影響(プラスもマイナスも)と今後の可能性について検討する。 |
12 | 科学の限界と持続可能な社会作り 不確実性など科学の持つ限界をどう扱うか、予防原則、リスク管理の考え方に触れながら検討する。 |
13 | 気候正義と、権利・法・科学 持続可能な社会に向け、権利・法・科学の相互関係が最も厳しく表れるのが、気候変動問題への取り組みである。気候正義の観点から、その現状と課題を検討する。 |
14 | まとめ・クロージング 持続可能な社会づくりと権利・法・科学が果たすべき役割について、今後の方向性を探る。 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
持続可能性や環境問題に関する社会、経済の動きを常日頃から意識し、課題と思われる事例、興味を持った事例については背景、関係者の反応/動きなどを観察していくこと。
受講生には、1回程度、授業内容に合わせ発表してもらうことを予定している。発表については、受講生の状況・関心を踏まえて、授業の中で示す予定。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
発表、質疑(30%) 振り返り(30%) 最終レポート(Final Report)(40%) |
備考 (Notes) | ||
なし/None
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 環境省 | 令和6年版環境白書 | 日経印刷株式会社 | 2024 | 9784865794144 |
積極的に議論に参加してください。
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。
本科目は、博士課程後期課程におけるコースワーク科目である。後期課程の受講者は、前期課程の受講者より高度な知識・スキルを身に付けることを目標としたうえで、成績評価基準についても、前期課程の受講者より高度な達成水準を要求する。
本授業では、持続可能な社会作りを支える重要な3つの概念である権利、法、科学について、国際社会、政府や市民のガバナンスと関わらせて理解を深めることを目標とする。
This course aims to deepen the understanding on on rights,law and science for sustainable society.These three are important factors for the governance for international society, governments and civil society.
本授業は、権利と法と科学と題し、持続可能な社会作りを支える重要な3つの概念について検討を深める。一人一人が尊重される権利を持ち、その実限のための仕組みとして法がある。一方、現代社会は環境問題や健康問題をはじめ、科学をベースとした分析、取り組みが不可欠になっている。社会の仕組みである権利や法の考え方と科学との関わりについて、国際社会、政府、企業、市民の間のガバナンスとして議論する。なお、授業で扱うテーマ、その扱う順序は受講生の関心事など踏まえて変更することがあり得る。
In this course, we will review three important factors for sustainable society, namely rights,law and science.We all have human rights and they should be respected, Law is the important guardian of rights. On the other hands, the modern society relies on scientific analysis and measures. We will discuss on the governance among international society, governments, private companies and citizens. The theme of each session may change according to the participants' interests.
1 | ガイダンス 今日の経済社会における権利、法、科学の役割についてブレインストーミングをする。 |
2 | 具体的事例検討① 公害問題への取組における、権利と法と科学の関わりを検討する。 |
3 | 具体的事例検討② 自然環境問題への取組での権利、法、科学を関わりを検討する。 |
4 | 1992年リオサミット、その後の国際的枠組での扱われ方 リオ宣言、アジェンダ2において、権利、法、科学がどう扱われ、国際的な持続可能な取り組みの中で展開してきたかを検討する。 |
5 | 権利的アプローチと環境権 環境問題への取り組みにおける「人の権利」の扱いについて検討する。 |
6 | 自然の権利、動物の権利 自然や生態系、動物にも「権利」を認める考えについて、NPOの活動、海外の事例なども踏まえて、検討する。 |
7 | 持続可能な社会作りにおける法律の役割 法律が持続可能な社会作りに果たしてきた役割について検討する。 |
8 | 裁判と持続可能な社会 公害訴訟をはじめとする裁判が、持続可能な社会の形成に果たしてきた役割、可能性について検討する。 |
9 | 国際法と持続可能な社会作り 持続可能な開発に関わる各種の国際条約の整備、進展、成果について検討する。 |
10 | 国際経済ルールと持続可能な社会 環境と経済に関わる条約以外のいわゆるソフトロー(ガイドライン、宣言等)が果たしてきた役割と可能性を検討する。 |
11 | 科学的知見、技術と持続可能な社会作り 科学的知見の集積、技術の開発が、持続可能な社会作りに与えた影響(プラスもマイナスも)と今後の可能性について検討する。 |
12 | 科学の限界と持続可能な社会作り 不確実性など科学の持つ限界をどう扱うか、予防原則、リスク管理の考え方に触れながら検討する。 |
13 | 気候正義と、権利・法・科学 持続可能な社会に向け、権利・法・科学の相互関係が最も厳しく表れるのが、気候変動問題への取り組みである。気候正義の観点から、その現状と課題を検討する。 |
14 | まとめ・クロージング 持続可能な社会づくりと権利・法・科学が果たすべき役割について、今後の方向性を探る。 |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
持続可能性や環境問題に関する社会、経済の動きを常日頃から意識し、課題と思われる事例、興味を持った事例については背景、関係者の反応/動きなどを観察していくこと。
受講生には、1回程度、授業内容に合わせ発表してもらうことを予定している。発表については、受講生の状況・関心を踏まえて、授業の中で示す予定。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
---|---|---|
平常点 (In-class Points) | 100 |
発表、質疑(30%) 振り返り(30%) 最終レポート(Final Report)(40%) |
備考 (Notes) | ||
なし/None
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
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1 | 環境省 | 令和6年版環境白書 | 日経印刷株式会社 | 2024 | 9784865794144 |
積極的に議論に参加してください。
本科目は授業回の全てにおいて、理論等学術的な知見を踏まえつつ、担当教員の実務家としての経験、または研究成果を活かし、教員と学生との双方向の討論を重視した実践的な授業とする。学生には、課題の発表や討論など、授業での積極的な参加を期待する。
本科目は、博士課程後期課程におけるコースワーク科目である。後期課程の受講者は、前期課程の受講者より高度な知識・スキルを身に付けることを目標としたうえで、成績評価基準についても、前期課程の受講者より高度な達成水準を要求する。