日本語 English
開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20232023 |
科目設置学部/ CollegeCollege |
コミュニティ福祉学部/College of Community and Human ServicesCollege of Community and Human Services |
科目コード等/ Course CodeCourse Code |
IB266/IB266IB266 |
テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
精神保健福祉分野におけるリカバリー志向のソーシャルワーク実践 |
授業形態/ Class FormatClass Format |
対面(全回対面)/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
授業形態(補足事項)/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
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授業形式/ Class StyleCampus |
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校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
金2・N222/Fri.2・N222 Fri.2・N222 |
単位/ CreditCredit |
22 |
科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CMB2120 |
使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
配当年次/ Grade (Year) RequiredGrade (Year) Required |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
先修規定/ prerequisite regulationsprerequisite regulations |
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他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
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履修中止可否/ course cancellationcourse cancellation |
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オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
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備考/ NotesNotes |
2021年度~2022年度入学者対象 |
テキスト用コード/ Text CodeText Code |
IB266 |
Students will learn the theory and practice of social work related to supporting people with mental disabilities and mental health issues, and will be able to understand the underlying perspectives and values.
(1) To introduce theories and core concepts of social work necessary to support people with mental disabilities and mental health issues.
(2) The perspectives, values, and philosophies that form the foundation of social work will be explained in connection with practice.
(3) The class will then proceed in a way that students can acquire a way to understand people and society based on social work expertise by assuming specific situations and role-playing along the development process of the case.
The class will be conducted with discussions among students as needed.
※Please refer to Japanese Page for details including evaluations, textbooks and others.
精神障がいをもつ人やメンタルヘルスの課題をもつ人の支援に関するソーシャルワークの理論と実際を学び,基盤となる視点,価値観を理解することができる。
Students will learn the theory and practice of social work related to supporting people with mental disabilities and mental health issues, and will be able to understand the underlying perspectives and values.
(1)ソーシャルワーカーの基盤となる視点や価値・理念について実践と結びつけ、説明する。
(2)精神障がいやメンタルヘルスの課題をもつ人の支援に必要なソーシャルワークに関連する理論や中核的な概念を紹介する。
(3)そのうえで事例の展開過程に沿って具体的場面を想定し、ロールプレイを行うことで、ソーシャルワークの専門性に基づく人や社会を理解する方法が身につくように授業を進める。
以上について、随時学生同士のディスカッションやロールプレイを取り入れて授業を進めるので、主体的に参加するようにしてください。
本授業は精神保健福祉士国家試験受験のための科目ですが、社会福祉士を目指す人も含めて、ソーシャルワークに関する理論、スキルを学びたい人、精神障がいやメンタルヘルスの課題をもつ人や家族への支援に関心のある人を歓迎する。
(1) To introduce theories and core concepts of social work necessary to support people with mental disabilities and mental health issues.
(2) The perspectives, values, and philosophies that form the foundation of social work will be explained in connection with practice.
(3) The class will then proceed in a way that students can acquire a way to understand people and society based on social work expertise by assuming specific situations and role-playing along the development process of the case.
The class will be conducted with discussions among students as needed.
1 | 授業方針、授業で扱う対象領域、内容、精神保健福祉分野のソーシャルワーク の実践を方向づけるもの ーエンパワメント、ヒューマンライツ、多様性の尊重 |
2 | 精神保健福祉分野におけるソーシャルワワーカーの人間理解・ソーシャルワーカーの役割 ―リカバリーとレジリエンス |
3 | 精神保健福祉分野におけるソーシャルワークの価値と理念 ーソーシャルインクルージョンとアドボカシー(権利保障) |
4 | ソーシャルワークの理論と視点 ①ストレングスモデル、人と環境の強みを見出す視点 自分の強みを見つけること、自分と他者を大切にすること、援助関係の形成 |
5 | ソーシャルワークの理論と視点 ②社会構築主義とナラティブアプローチ ー当事者や支援者の語りを聴く、インテークと契約、面接技術 |
6 | ソーシャルワークの理論と視点 ③生態学システムによるエコロジカルな見方、ライフモデル(生活モデル)によるアセスメント、エコマップづくり |
7 | ソーシャルワークの理論と視点 ④バイオ・サイコ・ソーシャル・スピリチュアルな視点 ージェノグラム、家族の歴史を理解する視点 |
8 | ソーシャルワークの理論と視点 ⑤多様な文化を理解する感受性、文化的コンピテンス、相互援助システム 依存症の人たちの自助グループの実践 |
9 | ソーシャルワークの理論と知識 ①ソーシャル・グループワークの理論、グループダイナミクス、セルフヘルプグループ、SST(社会生活技能訓練)の体験学習 |
10 | ソーシャルワークの理論と知識 ②認知行動療法、認知の修正、バランスの取れたものの見方をする 問題解決法の体験学習 |
11 | ソーシャルワークの理論と知識 ③家族支援、家族療法、家族理解、家族システム ーシステム論的なものの見方、家族同士の相互援助システム |
12 | ソーシャルワークの理論と知識 ④動機付け面接、モチベーション、リカバリー目標を立てる ープランニング 自分の目標と計画を作る |
13 | ソーシャルワークの理論と知識 ⑤地域における精神保健福祉、社会変革のためのコミュニティワーク、コミュニティオーガナイジング |
14 | ソーシャルワークの理論と知識 ⑥精神保健福祉祉分野のソーシャルアクション、政策への関与、マクロレベルの働きかけ、授業のまとめ |
板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
予習:(1)テキストの該当箇所は、毎回の授業時に指示します。予習すべきページも伝えます。授業前に目を通してください。(2)各回の授業内で提示しますが、下記のHPにあるサイトの情報は関連する授業の前によく目を通してください。
復習:授業で扱ったテキストの該当箇所をよく読んで復習してください。
その他:インターネットのニュースサイト、新聞等の各種メディアで精神保健医療福祉関係、メンタルヘルス関連の記事等に注意を払ってよくチェックしてください。
種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
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レポート試験 (Report Exam) | 60 | |
平常点 (In-class Points) | 40 |
リアクションペーパー(30%) 授業内レポート(10%) |
備考 (Notes) | ||
国家試験指定科目の規則に従い、指定回数以上の欠席はD評価(単位取得不可)とする。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 | 最新 精神保健福祉士養成講座6 ソーシャルワーク の理論と方法【精神専門】 | 中央法規 | 2021 | 9784805882573 3036 |
その他 (Others) | |||||
テキストについては、初回に説明します。2回目授業までに必ず用意してください。 |
No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
---|---|---|---|---|---|
1 | マーク・レーガン著 前田ケイ監訳 | リカバリーへの道 | 金剛出版 | 2005 | 4772408703 |
2 | 村井俊哉 | 統合失調症 | 岩波新書新赤版1801 | 2019 | 9784004318019 |
その他 (Others) | |||||
その他,授業内で適宜紹介する。また下記のサイトからも随時紹介する。 |
(1)国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター 不安とうつの認知行動療法の統一プロトコル https://www.ncnp.go.jp/cbt/research/archives/5
(2)地域精神保健福祉機構 COMHBO 家族支援 https://www.comhbo.net/?page_id=193
(3)地域精神保健福祉機構 COMHBO 基調講演 (2019/9/21, Sat.)
「人はなぜ依存症になるのか?~薬物依存症からの回復に必要なもの~」(松本俊彦先生)
https://www.comhbo.net/?page_id=24751
(4)アルコール健康障害対策基本法推進ネットワーク アル法ネット
http://alhonet.jp/problem.html
(5)日本精神保健福祉士協会 精神保健福祉士業務指針第3版
https://www.jamhsw.or.jp/ugoki/hokokusyo/20201031-gyoumu3.html
(6)IMR研究会(ルーテル学院大学) リカバリーと病気の自己管理
http://recovery-kotsu-ken.blogdehp.ne.jp/category/1183073.html