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| 開講年度/ Academic YearAcademic Year |
20242024 |
| 科目設置学部/ CollegeCollege |
コミュニティ福祉学部/College of Community and Human ServicesCollege of Community and Human Services |
| 科目コード等/ Course CodeCourse Code |
IC608/IC608IC608 |
| テーマ・サブタイトル等/ Theme・SubtitleTheme・Subtitle |
これからの「市民性教育」のあり方を考える |
| 授業形態/ Class FormatClass Format |
対面（全回対面）/Face to face (all classes are face-to-face)Face to face (all classes are face-to-face) |
| 授業形態（補足事項）/ Class Format (Supplementary Items)Class Format (Supplementary Items) |
|
| 授業形式/ Class StyleCampus |
講義/LectureLecture |
| 校地/ CampusCampus |
新座/NiizaNiiza |
| 学期/ SemesterSemester |
春学期/Spring SemesterSpring Semester |
| 曜日時限・教室/ DayPeriod・RoomDayPeriod・Room |
木3･N331/Thu.3･N331 Thu.3･N331 |
| 単位/ CreditCredit |
22 |
| 科目ナンバリング/ Course NumberCourse Number |
CMC3400 |
| 使用言語/ LanguageLanguage |
日本語/JapaneseJapanese |
| 履修登録方法/ Class Registration MethodClass Registration Method |
科目コード登録/Course Code RegistrationCourse Code Registration |
| 配当年次/ Grade (Year) RequiredGrade (Year) Required |
配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。 |
| 先修規定/ prerequisite regulationsprerequisite regulations |
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| 他学部履修可否/ Acceptance of Other CollegesAcceptance of Other Colleges |
履修登録システムの『他学部・他研究科履修不許可科目一覧』で確認してください。 |
| 履修中止可否/ course cancellationcourse cancellation |
〇（履修中止可/ Eligible for cancellation） |
| オンライン授業60単位制限対象科目/ Online Classes Subject to 60-Credit Upper LimitOnline Classes Subject to 60-Credit Upper Limit |
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| 学位授与方針との関連/ Relationship with Degree PolicyRelationship with Degree Policy |
各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針（DP）や教育課程編成の方針（CP）に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。 |
| 備考/ NotesNotes |
2023年度以降入学者対象 |
| テキスト用コード/ Text CodeText Code |
IC608 |
In recent years, there has been a growing recognition of the importance of "citizenship education" in nurturing citizens who play a role in democratic societies. This course aims to foster a critical understanding of the historical evolution of citizenship education and its trends in various countries. It also aims to examine critically citizenship education in Japanese school.
In this class, course takers will learn about the historical establishment and development of "citizenship education." Specifically, we will focus on Japanese school education and organize the trends of various initiatives intended for citizenship education. Building upon this, participants will reflect on their own experiences with school education and collaboratively consider the challenges and background of citizenship education in Japan. Therefore, in addition to lectures, participants will make presentations and exchange of opinions with others.
※Please refer to Japanese Page for details including evaluations, textbooks and others.
近年，民主主義社会の担い手となる市民を育てる「市民性（シティズンシップ）教育」の重要性が高まってきている。この授業では，市民性教育の歴史的変遷や各国における動向を理解し，日本の学校教育における市民性教育について批判的に検討ができるようになることを目標とする。
In recent years, there has been a growing recognition of the importance of "citizenship education" in nurturing citizens who play a role in democratic societies. This course aims to foster a critical understanding of the historical evolution of citizenship education and its trends in various countries. It also aims to examine critically citizenship education in Japanese school.
この授業では，「市民性教育」の成立と展開を歴史的に概説した上で，特に日本の学校教育に焦点を当て，そこで行われているさまざまな市民性教育を意図した取り組みの動向を整理する。それを踏まえ，受講生自身が経験してきた学校教育を振り返り，日本における市民性教育の課題とその背景を受講者が協力しながら考えていく。そのため，講義だけでなく受講者による発表や受講者どうしの意見交換の機会を設けていく。
In this class, course takers will learn about the historical establishment and development of "citizenship education." Specifically, we will focus on Japanese school education and organize the trends of various initiatives intended for citizenship education. Building upon this, participants will reflect on their own experiences with school education and collaboratively consider the challenges and background of citizenship education in Japan. Therefore, in addition to lectures, participants will make presentations and exchange of opinions with others.
| 1 | 【オリエンテーション/日本の教育体系と学習者】授業全体および，学校教育・社会教育等の日本の教育の概要について説明する。 |
| 2 | 【市民性（シティズンシップ）教育とは何か？】第2回以降、毎回の授業を通じて学んだこと、考えたことなどの振り返りを授業後に提出する。 |
| 3 | 【なぜ市民性教育への関心が高まってきたのか？】 |
| 4 | 【近代以降の社会の変化と教育体系の構築】 |
| 5 | 【立憲主義・国民国家の成立と市民の権利】 |
| 6 | 【日本における戦後教育改革と民主主義教育】 |
| 7 | 【学習レポートの検討会（グループワーク）】第２回から第6回までの振り返りを使って学習内容をレポートにまとめ、受講者どうしで共有し，市民性教育の概念およびその歴史的変遷が理解できているかどうかを確認する。そのため、授業開始前までに指定された様式でレポートを作成・提出する。 |
| 8 | 【欧米における市民性教育の諸相（１）】第8回・第9回で1980年代以降の動向を講義する。第8回以降も授業の振り返りを提出するとともに，授業時間外で日本の学校教育における市民性教育を検討するための情報収集・整理を進める。 |
| 9 | 【欧米における市民性教育の諸相（2）】 |
| 10 | 【日本の学校教育と市民性教育（１） 教科教育】第10回から第12回は日本の学校教育における市民性教育への取り組みについて，教科教育・生徒指導・特別活動にわけて検討を進めていく。そのため，受講生は各回のテーマに関連する自身の学校教育の体験の振り返りを事前におこなっておくことが望ましい。 |
| 11 | 【日本の学校教育と市民性教育（２） 生徒指導】 |
| 12 | 【日本の学校教育と市民性教育（３） 特別活動】 |
| 13 | 【学習成果に関する発表・討論 (1)】受講生の人数が多数の場合は第13回・第14回の2回を使って受講生が考える「日本の学校教育における市民教育の課題と解決策」について発表しグループで討論する。少数の場合には第13回は発表内容を小グループで検討する時間とする。 |
| 14 | 【学習成果に関する発表・討論 (2)／授業全体に関する振り返り】グループ内での発表と討論を行なうとともに、授業全体について総括的な振り返りを行う。 |
板書 /Writing on the Board
スライド（パワーポイント等）の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above
| 補足事項 (Supplementary Items) |
|---|
| CanvasLMSの掲示板機能を使ったレポートの相互検討やグループに分かれた個人での口頭での発表を行う。 |
・授業計画に示したように，第2回から第12回までの学習内容について毎回振り返りの提出を求める。
・第7回でそれまでの学習内容を総括したレポートを相互検討できるよう，授業時間外にレポート作成を進める。
・第10回から第12回は自身の学校での体験を事前に振り返っておくことが望まれる。
・第13回・第14回で「日本の学校教育における市民教育の課題と解決策」についての口頭発表ができるよう、計画的に資料取集・整理，発表内容の構成の検討などを進めておく。
| 種類 (Kind) | 割合 (%) | 基準 (Criteria) |
|---|---|---|
| 平常点 (In-class Points) | 100 |
毎回の振り返り(40%) 学習レポート(30%) 発表内容・方法(20%) グループ活動への参加状況(10%) |
| 備考 (Notes) | ||
| 各回の振り返りの内容については，次回授業開始時にフィードバックを行う。また，発表内容については最終回の授業全体の振り返りを行う際に総括的にフィードバックを行う。 | ||
| その他 (Others) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 適宜資料を提供するため、テキストについては特に指定しない。 |
| No | 著者名 (Author/Editor) | 書籍名 (Title) | 出版社 (Publisher) | 出版年 (Date) | ISBN/ISSN |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 小玉重夫 | 『シティズンシップの教育思想』 | 白澤社 | 2003 | 4768479065 |
| 2 | 近藤孝弘（編） | 『統合ヨーロッパの市民性教育』 | 名古屋大学出版会 | 2013 | 9784815807405 |
高校までで学んだ近代史に関する知識を適宜活用して授業を展開する。
授業内外でCanvas LMSが使える環境を準備してください。
・学習レポートの検討会や学習成果に関する発表・討論においてグループワークを行います。
・準備学習をすることは各グループワークに参加する上で不可欠です。できていない場合，グループワークに参加できない場合があります。
・各種提出物や各回の振り返りの提出先など、Canvas LMSをできるだけ活用します。