日本語

Course Code etc
Academic Year 2024
College University-wide Liberal Arts Courses (Comprehensive Courses)
Course Code FH023
Theme・Subtitle 植民地主義の清算と平和構築
Class Format Face to face (all classes are face-to-face)
Class Format (Supplementary Items)
Campus Lecture
Campus Niiza
Semester Spring Semester
DayPeriod・Room Thu.2
ログインして教室を表示する(Log in to view the classrooms.)
Credits 2
Course Number CMP1100
Language Japanese
Class Registration Method Exceptional Lottery Registration
Assigned Year 配当年次は開講学部のR Guideに掲載している科目表で確認してください。
Prerequisite Regulations
Acceptance of Other Colleges
Course Cancellation 〇(履修中止可/ Eligible for cancellation)
Online Classes Subject to 60-Credit Upper Limit
Relationship with Degree Policy 各授業科目は、学部・研究科の定める学位授与方針(DP)や教育課程編成の方針(CP)に基づき、カリキュラム上に配置されています。詳細はカリキュラム・マップで確認することができます。
Notes

【Course Objectives】

In this course, we aim to understand the relationship between conflicts in the modern world and colonialism, and acquire the perspective necessary to consider the challenges facing the international system in post-WW II.

【Course Contents】

There are many conflicts caused by imperialism and colonialism in the world, and they are still unresolved. The problems facing the system of international organizations, including the United Nations, which should deal with these problems and promote peacebuilding, have also become clear. This situation is not unrelated to Japan. In this course, we will take up considerable cases related to the liquidation of colonialism and consider issues for peacebuilding.

Japanese Items

【授業計画 / Course Schedule】

1 オリエンテーション~「国連」の概説(誕生の背景と性格)
2 「国連」における意思決定と投票行動
3 自決権、領土保全、国家承認をめぐる国際法
4 ディエゴ=ガルシア問題①-植民地支配下の孤島における軍事基地問題
5 ディエゴ=ガルシア問題②-国際司法裁判所の勧告意見が与える影響
6 北アイルランド問題①―ヨーロッパにおける「大英帝国」の清算問題
7 北アイルランド問題②―英国のEU離脱がもたらした紛争再燃の危機
8 南アフリカのアパルトヘイト①―人種差別法体系の概要と実態
9 南アフリカのアパルトヘイト②―歴史的背景および日本との関係
10 南アフリカのアパルトヘイト③―なぜ今の南アフリカは自決権問題に熱心なのか
11 西サハラ問題①―「アフリカ最後の植民地問題」の背景と歴史的展開
12 西サハラ問題②―なぜ国連安全保障理事会の和平プロセスは破綻したか
13 西サハラ問題③―日本との重大な関係
14 朝鮮戦争-70年間も続く「停戦」と「朝鮮国連軍」

【活用される授業方法 / Teaching Methods Used】

板書 /Writing on the Board
スライド(パワーポイント等)の使用 /Slides (PowerPoint, etc.)
上記以外の視聴覚教材の使用 /Audiovisual Materials Other than Those Listed Above
個人発表 /Individual Presentations
グループ発表 /Group Presentations
ディスカッション・ディベート /Discussion/Debate
実技・実習・実験 /Practicum/Experiments/Practical Training
学内の教室外施設の利用 /Use of On-Campus Facilities Outside the Classroom
校外実習・フィールドワーク /Field Work
上記いずれも用いない予定 /None of the above

【授業時間外(予習・復習等)の学修 / Study Required Outside of Class】

授業時に必要に応じて指示します。
シラバスに挙げた事例を含む紛争問題についてのニュースに、日常的に目を配るようにしてください。

【成績評価方法・基準 / Evaluation】

種類 (Kind)割合 (%)基準 (Criteria)
筆記試験 (Written Exam) 70
平常点 (In-class Points)30 理解度確認ワークシート(30%)
備考 (Notes)
記述式試験、および期間中数回の理解度確認ワークシート(30%)により評価します。ワークシートの提出が皆無の場合、また試験未受験の場合は成績評価の対象となりません。

【テキスト / Textbooks】

その他 (Others)
テキストは指定せず、授業中にプリントを配布します。

【参考文献 / Readings】

No著者名 (Author/Editor)書籍名 (Title)出版社 (Publisher)出版年 (Date)ISBN/ISSN
1 アレクサンドラ・ノヴォスロフ/フランク・ネス 『世界を分断する「壁」』 原書房 2017 9784562054183
2 佐藤亨 『北アイルランドを目撃する』 水声社 2021 9784801005303
3 五味洋治 『朝鮮戦争はなぜ終わらないのか』 創元社 2017 9784422300573
4 新郷啓子 『抵抗の轍-アフリカ最後の植民地、西サハラ』 インパクト出版会 2019 9784755402999
その他 (Others)
読みやすい入門的文献です。このほか必要に応じて授業中に紹介することがあります。

【履修にあたって求められる能力 / Abilities Required to Take the Course】

少なくとも新聞や新書本のようなものを日常的に読むよう努めてください。インターネットであれば信頼性の高い報道機関(例えばBBCの日本語版)や国際機関のウェブサイトの一定分量の記事を読むように努めてください(外国語のものを読めるとなお良いです)。SNSのような短文にあまり慣れすぎると授業の配布資料を読むのも辛くなると思いますし、読解力も落ちます。

【学生が準備すべき機器等 / Equipment, etc., that Students Should Prepare】

【その他 / Others】

・授業計画は状況に応じて変更する場合があります。
・基本的に講義形式ですので、100分の授業時間を忍耐できる充分な心構えと睡眠時間をもとに臨んでください。

【注意事項 / Notice】

2016年度以降1年次入学者対象科目
学びの精神科目